ニュース 医薬 作成日:2018年5月23日_記事番号:T00077191
インプラント(人工歯根)開発の可成生物科技(イングロース・バイオテック)の劉永隆董事長は、3D(3次元)プリント技術で製造した多孔質インプラント用骨ねじが、8月に第2、3種のGMP(適正製造規範)認証を取得できる見込みで、人体に使用できるようになると明らかにした。23日付自由時報などが報じた。
可成生技は工業技術研究院(工研院)から技術移転を受け、3Dプリントを利用して多孔質インプラント用骨ねじを開発。今年初めに第1種のGMP認証を取得した。
劉董事長は、多孔質インプラント用骨ねじは血液を通過させるため、歯根周辺の組織と骨ねじが密接に結合すると説明した。
可成生技が拠点を置く南部科学工業園区(南科)では昨年末、工研院により台湾初となる3Dプリント技術とスマートマニュファクチャリング技術を活用した医療器材製造のためのモデル工場が設置された。同工場は今年中に医療機器の品質保証のための国際標準規格「ISO 13485」認証を取得後、本格稼働する見通しだ。3Dプリントを利用した医療器材の商機は2020年までに20億台湾元(約74億円)を超えると予想されている。
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