ニュース 運輸 作成日:2018年5月23日_記事番号:T00077199
台北市政府は22日、台北MRT(都市交通システム)動物園駅から台北101ビル周辺を経由して台湾鉄路(台鉄)松山駅に至る電動バス(EVバス)路線が10月に運行を開始すると発表した。当初はEVバス12台を投入する。23日付聯合報などが報じた。
欣欣客運の王董事長(左)と華徳動能の蔡董事長(右)が契約に調印した(台北市政府リリースより)
同路線のピーク時の便数は20分に1本、オフピーク時は1時間に1本。EVバス大手、華徳動能科技(RAC EV)が車両を供給し、欣欣客運が運営する。
欣欣客運の王興尉董事長は、同路線は往復約35キロメートルで、1日6往復すれば走行距離は210キロと説明。華徳動能が供給するEVバスの航続距離は1回の充電で250キロのため、1日運行できると強調した。
台北市政府の張哲揚秘書長は、4年以内に市内で400台のEVバスを運行するのが目標だと説明した。
華徳動能の蔡裕慶董事長は、中南部のバス運営会社からの受注を含め、今年のEVバス出荷台数は30台以上、来年は150~200台に達すると予想した。工場は現在フル稼働状態のため、新工場を建設する計画で、2020年の完成を予定しているという。
蔡董事長はさらに、早ければ来年から米国、日本、東南アジア向けにEVバスのシャシー、電池・電機・電気制御システムの輸出を開始すると明らかにした。
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