ニュース 政治 作成日:2018年5月23日_記事番号:T00077200
ジュネーブで行われた世界保健機関(WHO)年次総会で22日、台湾が総会にオブザーバー参加できないことに対し、日米などが遺憾を表明した。23日付自由時報が伝えた。
アザー米保健福祉長官。台湾の2,300万人が排除されることがあってはならないと直接的な表現で訴えた(22日=中央社)
アザー米保健福祉長官は「台湾を排除すれば、国境を超える問題の解決がさらに難しくなる。米国はWHOが初心を忘れず、重要目標に集中することを優先的な任務とすべきだ」と呼び掛けた。
日本の高木美智代・厚生労働副大臣は「グローバル化に伴い、伝染病が国境を越えて広がるリスクも高まっており、特定地区を置いてけぼりにし、地理上の空白を生んではならない」と述べ、間接的に台湾の立場を支持した。
オーストラリア保健省高官は「過去の重症急性呼吸器症候群(SARS)の感染拡大はウイルスに国境がないことを示した。寛容さの重要性がこれまでに高まっている」として、台湾の参加に理解を示した。
台湾から現地入りしている陳時中・衛生福利部長は総会初日の21日、WHO事務局に対し「中華民国(台湾)」名義で抗議文書を送った。
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