ニュース 電子 作成日:2018年5月24日_記事番号:T00077206
24日付経済日報がブルームバーグの報道を基に伝えたところによると、ファウンドリー最大手の台湾積体電路製造(TSMC)は、米アップルが下半期に発売するとみられるスマートフォン「iPhone」新機種向けプロセッサー「A12」の量産を既に開始したもようだ。新iPhone向け部品の出荷が始まったことを意味するとみられている。
これによりTSMCの他、▽光学レンズの大立光電(ラーガン・プレシジョン)と玉晶光電(ジニアス・エレクトロニック・オプティカル、GSEO)▽ガリウムヒ素(GaAs)半導体のファウンドリー最大手、穏懋半導体(ウィン・セミコンダクターズ)▽金属筐体(きょうたい)の可成科技(キャッチャー・テクノロジー)▽組み立ての鴻海精密工業──といったサプライヤーが今後、業績に恩恵を受けそうだ。
なお、アップルが下半期に発売するiPhone新機種は、6.5インチと5.8インチの有機EL(OLED)ディスプレイ搭載版、6.1インチの液晶ディスプレイ(LCD)搭載版の3モデルとなると予想され、全モデルに3D(3次元)顔認証システム「Face ID」などの機能に活用されるTrueDepthカメラレンズの搭載が見込まれている。
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