ニュース 電子 作成日:2018年5月24日_記事番号:T00077207
発光ダイオード(LED)最大手、晶元光電(エピスター)は23日、年内にも3事業をスピンオフ(分離・独立)する計画を明らかにした。24日付工商時報が伝えた。
計画によると、スピンオフで発足するのは、LED・レーザー分野の晶電企業、垂直共振器面発光型レーザー(VCSEL)分野などの晶電半導体、モジュール・部品分野の晶電科技の3社。当初は晶電企業が残る2社の持ち株会社となる形で、早ければ今年末にも実施する。将来的には外部から出資を受け入れ、晶電半導体、晶電科技の単独での上場も視野に入れる。
周銘俊総経理は「会社設立から21年、LED産業に注力してきたが、これからの20年は異なる分野へと事業を拡大する。LEDの中核的技術に加え、III-V族半導体の無限の可能性を実現させていく」と述べた。
スピンオフの理由について、周総経理は「全ての事業をLED事業の下にひとくくりにしていては、価値を際立たせることができないからだ」と説明した。
同社広報担当は「独立上場はVCSELの受託加工を行う晶電半導体が最も早いのではないか」との見方を示した。
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