ニュース 電子 作成日:2018年5月24日_記事番号:T00077209
鴻海科技集団(フォックスコン)傘下の産業向けIoT(モノのインターネット)事業子会社で上海上場を準備中の富士康工業互聯網(フォックスコン・インダストリアル・インターネット、FII)は、新規株式公開(IPO)による資金調達後、第5世代(5G)インダストリアル・インターネットなど8大分野に投資を行っていく方針だ。24日付経済日報が伝えた。
FIIの陳永正董事長は「200人規模の研究開発陣で5Gの新世代インダストリアル・インターネットのシステムソリューションを開発していく」と述べた。
8大分野にはこのほか、クラウドコンピューティングおよび高効率演算プラットフォーム、高効率演算データセンター、通信網およびクラウドサービス設備、スマート製造業などが含まれる。
一方、上海証券取引所で実施するIPOの公募価格は1株13.77人民元(約236円)に決まった。これにより、調達金額は271億2,000万人民元となった。
市場関係者は同社の株価収益率(PER)が23倍程度になると予想していたが、公募価格はそれを下回り、PER換算で15~17倍にとどまった。
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