ニュース 自動車・二輪車 作成日:2018年5月24日_記事番号:T00077213
リチウム鉄リン系複合酸化物(LFPO)バッテリーセルメーカー、長泓能源科技は、電動バイクや電動車いすなどの生産を手掛ける鉱達工業と共同で、ナンバープレートの不要な電動スクーターを開発。自社ブランド「グリーンアイス」の製品として昨年末よりインターネットを通じて台湾市場で販売しており、既に約600台が売れたという。今後は電動バイク市場への本格的な参入も視野に入れる。24日付工商時報が報じた。
グリーンアイスの電動スクーターは、バッテリーを長泓能源が、車体を鉱達工業が提供し、共同設計したもので、一度の充電で最低60キロメートルの走行が可能だという。なお充電は一般家庭のコンセントを使用して行うことができる。
長泓能源では、電気自動車(EV)や電動バイクの需要の高まりを受けてLFPOバッテリーの受注が継続的に増加しており、今年は通年売上高で前年比7倍に当たる1億7,000万台湾元(約6億2,000万円)を目指す。
なお同社のバッテリーは今年、高雄市の路線バス、港都汽車客運に採用されたほか、日本の大手企業やベトナムの国営企業も調達を検討しているという。
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