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明基透析の人工腎臓、韓国市場参入へ


ニュース 医薬 作成日:2018年5月24日_記事番号:T00077216

明基透析の人工腎臓、韓国市場参入へ

 電子機器受託メーカー、佳世達科技(Qisda)傘下の明基透析科技(BenQダイアリシス・テクノロジー)は今年、韓国で人工腎臓(ダイアライザー)の医療機器認証を取得し、年末に同国の人工透析市場への参入を計画している。24日付工商時報が報じた。

 明基透析の人工腎臓は昨年、台湾の衛生福利部(衛福部)食品薬物管理署(TFDA)から医療機器認証を取得した。今年3月に量産を開始し、人工透析センターと診療所に出荷している。

 明基透析の黄士修総経理は、台湾と韓国で人工透析を受ける患者はそれぞれ年間8万5,000人、人工腎臓の使用量はそれぞれ年間1,000万~1,200万個で毎年3.7~4%増加していると説明した。韓国の次は中国、東南アジア市場に参入する計画だという。

 明基透析の人工腎臓の年産能力は200万個。同社にはイタリアのメディカが7%出資しており、中国でメディカの人工腎臓の代理販売も行っている。