経済部水利署は23日、台南、澎湖地区の給水信号を24日から「黄（第１段階の給水制限）」に転じ、夜間（午後11時～午前６時）の減圧給水を実施すると発表した。24日付自由時報などが報じた。
暑い毎日が続いている（中央社）
水利署の王芸峰副署長は、５月の降雨量が例年より少なく、６月も少なくなる見通しで、生活用水と工業用水を２カ月分確保するために給水制限を行うと説明した。
水利署は、行政機関や公営事業所の敷地内の噴水や建物の外壁洗浄など不要不急の使用も制限するが、民間への影響は限定的と説明した。
南部科学工業園区（南科）管理局の蘇振綱副局長は、同区に進出する企業は昨年10月から５%の節水を進めており、今回の給水制限の影響は小さいと述べた。
交通部中央気象局の観測によると、５月末～６月初めの時点でも梅雨が来る気配はなく、今年は空梅雨となる可能性があるという。
