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南亜科技の10ナノ開発、「計画通り進む」=李総経理


ニュース 電子 作成日:2018年5月25日_記事番号:T00077232

南亜科技の10ナノ開発、「計画通り進む」=李総経理

 DRAMの台湾最大手、南亜科技(ナンヤ・テクノロジー)の李培瑛総経理は24日、同社の手元現金は第1四半期末時点で500億台湾元(約1,830億円)以上あり、今年末まで同水準を維持できる見通しで、10ナノメートル製造プロセスの開発は計画通り進む見通しを示した。25日付経済日報が報じた。

/date/2018/05/25/01nanya_2.jpg呉董事長。同社は好調な業績を背景に、株価も過去最高をうかがう展開だ(24日=中央社)

 南亜科技は昨年8月に新北市泰山区の新本社ビルが完成。新本社を中心に10ナノの研究開発(R&D)を進めている。

 南亜科技の呉嘉昭董事長は同日、今年のDRAM需要はビット数ベースで前年比22%増、供給量は21%増となる見通しで、今年もDRAMの供給不足が続くと予想した。

 南亜科技の4月連結売上高は76億8,100万元と前月比14.3%増加し、過去最高を記録した。李総経理は、20ナノ製品の生産増と価格の安定上昇により、同社の売上高は第3四半期まで過去最高を毎月更新すると予想した。