米アップルの9.7インチタブレット端末「ｉＰａｄ」新機種の台湾での販売が、きょう25日から始まった。9.7インチ機種で初めてスタイラスペン（タッチペン）「Apple Pencil（アップルペンシル）」に対応している。同日付経済日報などが報じた。
9.7インチ新型ｉＰａｄはマルチタスク機能も強化され、アップルペンシルで作図しながらチャットもできる（同社リリースより）
アップル製品販売の台湾最大手、徳誼数位科技（データ・エクスプレス）は、これまでに1,000台を超える予約があった。同社は26日に販売開始予定で、スタイラスペンの注文率は５割を見込む。
通信キャリア大手の▽中華電信▽台湾大哥大（台湾モバイル）▽遠伝電信（ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ）──は新型ｉＰａｄ本体がセットになった通信プランを発表した。このうち、中華電信は月額1,799台湾元（約6,600円）の第４世代移動通信規格（４Ｇ）データ通信使い放題プランの契約で、新型ｉＰａｄ（Wi－Fi＋セルラー、128GB版）を最低０元で提供する。
アップルの台湾公式サイトによると、新型ｉＰａｄの価格は、Wi－Fiモデルが▽32GB、１万900元▽128GB、１万3,900元──、Wi－Fi＋セルラーモデルが▽32GB、１万5,900元▽128GB、１万8,900元──。アップルペンシルは3,090元。
