ニュース 電子 作成日:2018年5月28日_記事番号:T00077258
陳良基科技部長は25日、IBMが台北市で開催した科学技術フォーラムに出席し、将来、量子コンピューター技術の発展が非常に重要となるとの考えを示した上で、台湾の半導体業界に対し、「10年以内に量子コンピューターの生産能力を築いてほしい」と要望した。26日付自由時報が報じた。
陳科技部長は、ファウンドリー世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の張忠謀(モリス・チャン)董事長と面談し、3ナノメートル製造プロセスを導入した工場の設置について協力を進めていると明らかにした。
TSMCの3ナノプロセス工場が量産に入る見通しの2022年には、半導体の新たな応用が生まれ、量子コンピューター技術の活用にも関わってくると指摘。ただ台湾企業はIBMやグーグルほど、大量のリソースを一気に投入することはできないため、国際的なパートナーとの協力が量子コンピューター分野で重要な地位を占めるための最良の方法となると語った。
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