ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2018年5月28日_記事番号:T00077261
鉄鋼最大手、中国鋼鉄(CSC)は25日、第3四半期の台湾域内向けオファー価格を、1トン当たり平均426台湾元(約1,560円)、1.9%引き上げると発表した。引き上げは昨年第4四半期以来、4四半期連続となった。26日付工商時報が報じた。
製品別の1トン当たりの平均値上げ幅は▽鋼板・棒線、500元▽熱延、495元▽溶融亜鉛めっきコイル、163元──で、その他製品は価格を据え置いた。
翁朝棟CSCは値上げの背景について、中国最大手、宝武鉄鋼集団が6月価格を一部製品で引き上げており、CSCが引き上げを見送った場合、市場見通しに懸念が生じると説明。ただ、川下企業の競争力への配慮から、引き上げ幅は小幅にとどめたと説明した。
翁董事長はまた、政府が推進する大型インフラ整備計画「前瞻基礎建設計画」の関連プロジェクトが9月から始まる見通しで、台湾の鉄鋼需要拡大に貢献すること、および米国、中国、東南アジアのインフラ建設推進によって、鉄鋼市場の見通しはやや楽観的だと述べた。
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