ニュース 石油・化学 作成日:2018年5月28日_記事番号:T00077262
台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス、台塑)が、仁武工場(高雄市)に人工知能(AI)とインダストリー4.0(第4次産業革命)の研究開発(R&D)センターを設置することを計画している。各工場の製造工程改善、製品の品質および生産効率の向上に向けてAI技術の普及促進を図るべく、専門の人材と設備の投入が見込まれる。26日付経済日報が報じた。
同計画は、台塑集団(台湾プラスチックグループ)が最近株主総会に提出した事業報告書で明らかにされている。台プラグループは今年、AI生産に関係する人材100人以上を投入、今後主要4社をはじめとした傘下企業にAI生産を普及させるための指導員の役割を果たすとされる。R&Dセンターの設置は、グループのAI生産導入に向けた強い意志の表れといえる。
台プラグループの王文淵総裁は年頭の忘年会で、台塑の変革について、省エネルギー・温室効果ガス削減への長年の取り組みの後、循環経済時代に入り、次はインダストリー4.0だと説明。インダストリー4.0は生産の自動化やコンピューター化にとどまらず、製品の質の向上とコスト管理が伴わなければならないと指摘していた。
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