ニュース 医薬 作成日:2018年5月28日_記事番号:T00077265
製薬会社、晟徳大薬廠(センター・ラボラトリーズ)傘下の博晟生医(バイオジェント・セラピューティックス)は、二相性軟骨インプラントの第3相臨床試験が終了し、来年3月に二重盲検法による試験結果の解析が完了する見通しだ。バイオジェントの陳徳礼董事長は、2019年に台湾での販売許可取得を目指していると明らかにした。28日付工商時報が報じた。
陳董事長は、米国での臨床試験の実施を計画しているほか、今年下半期に中国で合弁会社の設立を予定していると説明した。中国で二相性軟骨インプラントの販売許可取得後、海南省の海南経済特区で患者の治療に使用できるようになり、新たな商機が期待できると述べた。
統計によると、人工骨インプラントの世界市場規模は15年に900億台湾元(約3,300億円)を上回り、20年に1,200億元以上に達する見通しだ。陳董事長は、高齢化によって軟骨インプラントの需要が高まり、米国市場だけで年間600億元以上の規模に達すると予想した。
バイオジェントは昨年、米国の医療機器メーカー、イグザクテックの台湾子会社「台湾美精技」を買収し、関節軟骨組織の修復に関する技術を取得した。
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