ニュース 商業・サービス 作成日:2018年5月28日_記事番号:T00077267
行政院大陸委員会(陸委会)が中国から団体旅行の参加者リストに対する審査を強化する方針を示したことに対抗し、中国側が7月1日以降、台湾側への渡航申請を中止するとの情報が流れている。ただ、中国側の旅行会社は「まだ上部から指示は受けていないため、申請を受理している」と説明した。26日付中国時報が伝えた。
実際に中国からの「経済貿易交流団」といった形式での団体客渡航は減少している。台北市の旅行業界関係者は「2014年には42件のツアーを扱ったが、16年と17年はいずれも2件のみ、今年は扱いがない」と話した。
ただ、中国からの訪台客数は全体として、中台関係の緊張に関係なく好調だ。交通部観光局の統計によれば、今年1~4月の中国人旅行客数は93万人で、前年同期比6.2%増加した。
関係者は当初、今年の中国人旅行客数が前年比10%減少する可能性があるとみていたが、逆に伸びを示したことはサプライズとして受けとめられている。個人旅行客だけでなく、ツアー客も4月は1万人余り増え、約7万4,000人だった。
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