ニュース 電子 作成日:2018年5月29日_記事番号:T00077281
29日付経済日報によると、メモリー設計会社、鈺創科技(イートロン・テクノロジー)が開発した自然光の下で3D(3次元)深度マップの取得を可能にするカメラモジュールが、中国・阿里巴巴集団控股(アリババ・グループ・ホールディング)傘下の金融サービス会社、螞蟻金融服務集団(アント・フィナンシャル・サービシーズ・グループ)が展開する店舗の無人化サービスに採用されたもようだ。今後、同技術はスマートファクトリーなどインダストリー4.0(第4次産業革命)分野やカーエレクトロニクス分野でも相次いで導入が見込まれる。
イートロンはまた、子会社の鈺立微電子と共同開発した工業用の映像キャプチャリングモジュールが、新竹科学工業園区(竹科)内の企業4社の工場に導入されたことを明らかにした。
さらに同社は、自動車関連メーカーと先進運転補助システム(ADAS)や後方のパノラマ撮影を可能とするソリューションの導入について商談を進めているほか、今後、ロボットや小型無人機(ドローン)などに搭載でき、360度の映像撮影が可能な世界最小かつ最高画質(4K×2K)のセンサー技術の開発も計画している。
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