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夏物家電、猛暑で販売急増


ニュース 家電 作成日:2018年5月29日_記事番号:T00077285

夏物家電、猛暑で販売急増

 台湾全土で5月としては記録的な猛暑が続く中、扇風機やクーラー、かき氷機といった家電製品の販売が今月上旬に比べ20~50%増加しており、家電メーカーの業績も大幅に成長している。29日付自由時報が報じた。

 インターネット通販サイト、PCホーム24h購物の統計によると、DCモーター扇風機、エアサーキュレーター、水冷式扇風機、クーラー、移動式クーラーなどの過去2週間の販売量は前月同期に比べ、80~100%増加した。特に6月からの夏季電気料金適用を控え、省エネ認証マーク付きのDCモーター扇風機やエネルギー効率の高いインバーターエアコンの人気が高い。

 ネット通販業者によると、DCモーター扇風機は14インチで900~3,700台湾元(約3,300~1万3,500円)の製品が最も売れており、クーラーは日立、台湾三洋電機(SANLUX)、東元電機(TECO)の製品がよく売れ、価格帯は2万2,000~3万7,000元が売れ筋だという。

 またクーラーの設置が難しい賃貸住宅やレストランの厨房(ちゅうぼう)、露天業者向けには、比較的低価格の移動式クーラーが売れており、TECOや禾聯碩(ヘラン)、米フリッジデールといったブランドの製品が人気を集めているようだ。