ニュース 自動車・二輪車 作成日:2018年5月29日_記事番号:T00077286
パナソニック台湾の洪裕鈞董事長が個人名義で設立した電気自動車メーカー、行競科技(XING Mobility)はこのほど、スポーツカータイプの電気自動車(EV)「Miss R」を開発した。29日付工商時報が報じた。
同モデルは香港で開かれた科学技術フォーラムで投資家の注目を浴びた。限定19台、100万米ドルで、今年第3四半期にも予約を受け付け、来年にも生産を開始する計画だ。
Miss Rは部品を3Dプリンターで製作。車体はコンピューター数値制御(CNC)で300キログラムの鉄鋼を加工して製作した。
洪氏は「XINGはEVの動力システムとソリューションの提供者であり、Miss Rはそれを搭載するプラットフォームだ」とした上で、自社でEVを生産するのではなく、EVメーカーを支援するビジネスモデルであることを明かした。
洪氏は「(EV大手の)テスラのような巨額の予算がなくても、車両の全面的な電動化が可能だ。XINGは第2のテスラになるつもりはない」と強調した。
設計を得意とする洪氏は、テスラでEV開発に携わった専門家と共同で2015年にXINGを設立した。
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