ニュース 自動車・二輪車 作成日:2018年5月29日_記事番号:T00077288
電動バイク最大手、睿能創意(Gogoro台湾)は、年内にも台湾証券交易所(台湾証券取引所、TWSE)に上場申請を行うため、このほど主幹事証券会社とアドバイザリー契約に関する契約を結んだ。順調にいけば、台湾株式市場で上場条件の緩和を盛り込んだ「多元上場プラン」が実施されて以降、条件を満たす第1号の企業となる見通しだ。29日付自由時報が伝えた。
Gogoroは昨年段階で元大証券と財務顧問契約を結んでいたが、正式なアドバイザリー契約は結ばれていなかった。背景には株主のベンチャーキャピタルや海外投資家が米ナスダックまたは香港での上場を望んだためとされる。
5月初めに蔡英文総統がGogoroを訪問したほか、TWSE関係者が同社と接触するなどした結果、台湾上場へと方針を転換したもようだ。
バッテリートラブルも
一方、Gogoroに関しては、電動バイクの走行中に突然バッテリーからの電力供給が止まるトラブルが報告されているとし、王威中台北市議(民進党)は記者会見で原因究明を要求した。
Gogoroは一部のバッテリーに問題があることを認め、1~2週間以内にバッテリーの交換、回収を進めると説明した。
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