ニュース 電子 作成日:2018年5月31日_記事番号:T00077338
ネットワーク機器大手の中磊電子(サーコム)は30日、同社初となるセットトップボックス(STB)製品シリーズを発表した。既に欧州やアジアの通信キャリアから関心を集めており、下半期にも出荷できる見通しで、今年の業績成長に貢献しそうだ。31日付工商時報が報じた。
サーコムが今回発表したSTBは、インターネット・プロトコル・テレビ(IPTV)対応製品、オーバー・ザ・トップ(OTT、インターネット経由による動画配信サービス)対応製品、次世代の超高画質映像に対応したスマート型モデルなど、各種製品が取りそろえられた。これら製品は、無線ネットワーク接続、ストリーミングメディアの再生、ゲームのダウンロード、スマートホーム対応といった機能を備える。
サーコムは、将来的にSTBを家庭内ネットワークのハブとし、セキュリティーやスマート介護などスマートホームサービスを統合する方針を示した。
なお、市場調査会社のマーケット・リサーチ・フューチャーの予測によると、STBの世界市場規模は、2023年に316億7,000万米ドルに成長する見通しだ。
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