ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

空気圧縮機のアネスト岩田、ディンワと合弁


ニュース 機械 作成日:2018年5月31日_記事番号:T00077344

空気圧縮機のアネスト岩田、ディンワと合弁

 空気圧縮機(コンプレッサー)を手掛けるアネスト岩田(本社・横浜市、壷田貴弘社長)は29日、台湾の小型コンプレッサーメーカー、漢弓(ディンワ)と、コンプレッサー製造販売の合弁会社「阿耐思特岩田漢弓(アネスト岩田スパーマックス)」を台北市に設立することで合意したと発表した。

 合弁会社は、ディンワが「スパーマックス」ブランドで世界市場で販売している小型コンプレッサー事業を引き継ぎ、輸出を中心とした販売を行うとともに、引き続きアネスト岩田向けにOEM(相手先ブランドによる生産)を行う。資本金は6,000万台湾元(約2億2,000万円)で、7月中旬の出資完了を予定。出資比率はアネスト岩田が51%、ディンワが49%となる。

 合弁により、アネスト岩田は1.5キロワット(kW)以下の小型コンプレッサー分野を強化し、合弁会社と合わせた小型コンプレッサーの年間売上高30億円への拡大を目指す。同社はまた、従来よりもさらに小型出力の製品をラインアップに加えることで、総合コンプレッサーメーカーとしての基盤を強化する効果もあるとしている。