ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2018年6月1日_記事番号:T00077365
ステンレス大手の唐栄鉄工廠は31日、原料ニッケルの国際価格上昇を理由に、6月の台湾域内向け、海外向けの全ての製品の価格引き上げを発表した。1日付工商時報が報じた。
台湾域内向けでは200系の熱延、冷延を1トン当たり750台湾元(約2,700円)、316系の製品を1,500元引き上げた。海外向けは50米ドル引き上げた。
ステンレスメーカーによると、ニッケルの国際スポット価格は31日、1トン当たり1万5,200米ドルに上昇し、5月平均は1万4,300米ドルと4月平均の1万3,900米ドルから400米ドル上昇した。
ステンレスワイヤロッド大手の華新麗華(ウォルシン・リーワ)も31日、6月の台湾域内向け価格を発表し、304系の製品を1トン当たり4,000元、316系の製品を2,000元引き上げた。燁興企業(YHエンタープライズ)は6月のステンレスワイヤロッドの台湾域内向け価格を1トン当たり4,000元、炭素鋼ワイヤロッドを500元引き上げた。
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