ニュース その他製造 作成日:2018年6月4日_記事番号:T00077396
中華経済研究院(中経院、CIER)が1日発表した5月製造業購買担当者景気指数(PMI)は58.1で、前月比0.1ポイント上昇した。「景気拡大」を示す50以上は26カ月連続となり、過去最長を更新した。2日付工商時報が報じた。
呉中書・中経院院長は、台湾は依然景気拡大傾向にあるが、米国の保護主義政策が引き起こす貿易摩擦、エネルギー価格の上昇などのリスクがあると説明した。
5月のPMIを構成する主要5項目のうち、▽生産高、59.6(前月比1.6ポイント上昇)▽原材料在庫、59.1(1ポイント上昇)▽雇用、56.5(0.6ポイント上昇)▽新規受注、56.2(0.2ポイント上昇)──が上昇した。一方、サプライヤー納期は59.2で前月比3.0ポイント下落した。
業種別では、▽食品・紡織、54.7(1.7ポイント上昇)▽化学・バイオ医療、55.1(前月比1.2ポイント上昇)▽交通設備、54.5(0.2ポイント上昇)──が上昇した。一方、▽電子・光学、61.9(3.4ポイント下落)▽電力・機械設備、60.0(2.1ポイント下落)▽基礎原材料、56.6(0.6ポイント下落)──は下落した。
製造業全体の「今後6カ月の景気見通し」指数は63.3で前月比0.3ポイント上昇した。
5月の非製造業総合指数(NMI)は53.7で前月比1.9ポイント下落した。「景気拡大」は15カ月連続となった。
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