現在開催中のアジア最大の電子製品見本市、台北国際電脳展覧会（コンピューテックス台北）内で世界各国・地域の革新的なスタートアップを紹介する特別展「InnoVEX（イノベックス）」が６日、世界貿易センター３号館（台北市信義区）でスタートした。同イベントの開幕式典に出席した頼清徳行政院長は「行政院はスタートアップの育成に向けて多くのアクションプランを提出しており、行政院国家発展基金（国発基金）を通じて1,000億台湾元（約3,700億円）の予算を計上した」と明らかにした。７日付工商時報が報じた。
イノベックスを視察する頼行政院長（前左２）。革新的なスタートアップを強く重視する姿勢を示した（７日＝中央社）
頼行政院長は会場で、国家発展委員会（国発会）の陳美伶主任委員とともに、「アジア・シリコンバレー計画」の実行センターが出展したバーチャルリアリティー（ＶＲ）／拡張現実（ＡＲ）技術に関する展示スペースを視察。台湾、日本、米国のスタートアップが出展した革新的な製品を自ら体験した。
