日本と台湾の障がいのある子どもたちの絵画作品展「キラキラっとアートコンクール」（中国語・星芸術家の星画展）が台北市信義区の超高層ビル「台北南山広場」３階アートギャラリー（300坪）で開催されている。期間は７月10日までで、時間は午前10時～午後５時。入場無料。
上段が日本の作品、下の段が台湾の作品の一部。展示作品には、タイトルや作者のコメントが日本語と中国語で添えられている（同社リリースより）
絵画作品展は、台北南山広場開発に携わる三菱地所と南山人寿保険の共同開催。三菱地所が2002年より行っている「キラキラっとアートコンクール」の昨年の優秀賞受賞作品50点と、台湾の知的障がいのある子どもを持つ保護者らが設立した非営利組織、財団法人育成社会福利基金会が開催した「第９回夢の花園アートコンクール」の受賞作品50点の合わせて100作品を展示している。作品展示のほか、粘土体験、塗り絵体験、３Ｄ（３次元）写真撮影コーナーも設けている。
週末には幅広い年齢層の参観者が興味深そうに作品に見入っていた（ＹＳＮ）
台北南山広場は、南山人寿が開発し、三菱地所設計が設計業務を行い、三菱地所プロパティマネジメント（70％）と南山人寿（30％）の合弁会社がＰＭ業務（運営管理代行業務）を担う。今年１月に竣工し、今月11日にオープンセレモニーを行ったばかり。
