鉄筋大手、豊興鋼鉄は19日、台湾域内向け製品の販売価格を１トン当たり１万8,000台湾元（約６万5,600円）へと1.11％、200元引き上げた。四角鋼など一部製品も１トン当たり300元引き上げた。鉄スクラップの国際価格が底打ちから上昇に転じたことで、７週ぶりに値上げした。20日付工商時報などが報じた。
形鋼の販売価格は１トン当たり２万1,000元、鉄スクラップ買い取り価格は同9,400元に据え置いた。
豊興鋼鉄は最近１週間の鉄スクラップ価格について、日本で１トン当たり340米ドルへ５米ドル上昇した他、米国のコンテナ鉄スクラップが330～335米ドルへ２米ドル上昇したと指摘した。
