金宝電子工業（キンポ・エレクトロニクス）傘下の３次元（３Ｄ）プリンターメーカー、三緯国際立体列印科技（ＸＹＺプリンティング）は20日、日本の産業用３Ｄプリンター市場に参入すると発表した。海外市場への同製品投入は初めてとなる。同社はこの６月、イグアス（本社・川崎市、矢花達也社長）と販売代理店契約を結んでおり、第３四半期から同社を通じて６機種を順次販売していく。
「PartPro350xBC」は、ページワイドプリント技術を採用しており、生産性が高いのが特徴だ（ＸＹＺリリースより）
ＸＹＺは、同社製品は高い価格競争力を持っており、自動車や航空宇宙、医療など、需要がある全ての市場に展開していくと説明した。
ＸＹＺは、デスクトップ３Ｄプリンター製品、サービス分野で世界市場シェア首位で、日本では2015年からコンシューマー向け製品事業を展開している。
