華碩電脳（ＡＳＵＳ）の施崇棠（ジョニー・シー）董事長は24日、スマートフォン新機種「ZenFone5」シリーズの予想以上の売れ行きによって、同社スマホ事業の黒字転換が早まると述べた。25日付経済日報が報じた。
ＡＳＵＳは24日、ZenFoneシリーズのイメージキャラクター、韓国人俳優のコン・ユを招いての撮影会を開催。大勢のファンが訪れた（ＡＳＵＳリリースより）
４月に発売したＡＩ（人工知能）搭載のスマホ新機種「ZenFone5」は４～５月に２カ月連続で、台湾のアンドロイドＯＳ（基本ソフト）搭載スマホ市場で販売台数首位になった。また、旗艦機種「ZenFone5Z」は６月１日の予約販売開始から10日以内に１万台の申し込みがあった。
ZenFone5は欧米、東南アジアなどでも予想を上回る好調で、前モデル「ZenFone4」の昨年８月の発売当時と比べると２倍の売れ行きだという。
