台湾中油（ＣＰＣ）はこのほど、米シェニエール・エナジーから25年にわたり年間200万トンの液化天然ガス（ＬＮＧ）供給を受ける内容の基本合意書（ＨＯＡ）を交わしたと発表した。23日付工商時報が報じた。
シェニエール社とのＨＯＡ署名についてＣＰＣは、双方の長期的なパートナー関係構築のみならず、台湾と米国の貿易関係の深化にもつながると強調した。
シェニエール社は米国最大のＬＮＧ輸出企業で、ルイジアナ州サビンパスのＬＮＧプラントが主要拠点。現在、来年の稼働を予定してテキサス州コーパスクリスティに生産ライン２本を建設しているほか、先ごろ３本目の設置計画も発表した。
