６月のバイク新車登録台数は６万8,925台で、前年同月比23.8％減と大幅に減少した。業界関係者は、バイク販売の主力市場である中南部で豪雨があり、購買意欲が低下したことや、昨年同月は低価格バイク販促のあったことを理由に挙げた。４日付工商時報が報じた。
上位３社は順に、▽光陽工業（KYMCO、キムコ）、２万3,121台（前年同月比35.9％減、シェア33.5％）▽台湾山葉機車工業（ヤマハモーター台湾、ＹＭＴ）、１万7,950台（36.3％減、シェア26％）▽三陽工業（ＳＹＭ）、１万5,292台（11.7％減、シェア22.2％）──だった。一方、電動バイク最大手、睿能創意（Gogoro台湾）は5,613台と前年同月の７倍に増加した。市場シェアは8.1％で、過去最高だった。
１～６月のバイク新車登録台数は39万6,234台で、前年同期比6.8%減だった。
業界関係者は、11月の統一地方選挙を控え、第３四半期はバイク需要期ながら、振るわない可能性があると予測した。
