ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2018年7月6日_記事番号:T00077991
鉄筋大手、豊興鋼鉄は5日、台中市で新鉄筋工場の操業を開始した。7月から低合金鋼、続いて低温圧延を生産し、10月には目標の月産能力6万トンに達する見込みだ。投資額は28億台湾元(約100億円)。6日付経済日報などが報じた。
林佳龍台中市長(左1)は、豊興鋼鉄が環境対策で、企業の社会的責任(CSR)に取り組む姿勢を評価した(台中市政府リリースより)
新工場はボイラーの燃料を天然ガスに、従来の重油から切り替えた。製造コストが大幅に低下、粗利益率が上昇すると見込まれる。また同社は、形鋼や条鋼の2工場でも天然ガスに切り替える。更新費用は約1億9,500万元。
林大鈞総経理は、新工場の投資額28億元のうち1億8,000万元を水処理施設に充てており、最終目標は廃水ゼロだと表明した。ここ4~5年で設備投資に総額50億元以上を投じ、製造工程の改善や、大気汚染物質の排出量削減、排水の再利用など環境対策に努めていると説明した。
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