ニュース 商業・サービス 作成日:2018年7月6日_記事番号:T00078000
経済部統計処が5日発表したICT(情報通信技術)・家電小売業の1~5月売上高は1,508億台湾元(約5,500億円)と前年同期比9.1%増加し、同期として過去2番目の高水準だった。企業が店舗の改装、大型のデジタル店舗開業、新製品の導入を進めたこと、および5月の気温上昇でクーラーや扇風機など夏物家電の販売が伸びたことが貢献した。6日付工商時報が報じた。
ICT・家電小売業の昨年売上高は景気が回復したものの省エネ製品への購入補助が打ち切られたため、3,461億元へと前年比2.6%減少した。2012年が3,649億元で過去最高だった。
同処がICT・家電小売業者を対象に行ったアンケート調査によると、昨年の経営上の課題としては「価格競争の激化で粗利益率が低下」の回答割合が87.3%と最高だった。続いて「消費者の需要多様化」が41.8%だった。3位は「通販サイトによる市場侵食」が38.2%で続き、前年比22.9ポイント上昇と最大の上昇幅だった。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722