ＵＳＢの標準規格化団体、ＵＳＢインプリメンターズ・フォーラム（USB－IF）はこのほど、新たに電源供給規格「USB PD 3.0」の認証を取得した企業および製品リストを公表し、台湾からはＩＣ設計の▽偉詮電子（ウェルトレンド・セミコンダクター）▽通嘉科技（リードトレンド）▽聯陽半導体（ＩＴＥテック）▽聯発科技（メディアテック）傘下の立錡科技（リッチテック・テクノロジー）──がリスト入りした。この他、認証を受けた19製品のうち台湾企業が10製品を占めた。10日付工商時報が報じた。
証券会社によると、下半期ノートパソコン市場では、USB Type-CコネクターとUSB PDチップの導入が加速するとみられている。来年にはスマートフォンでの採用も進む見通しで、台湾の関連メーカーにとって大きな商機が見込まれる。
なお偉詮電子はノートＰＣとスマホの大手５ブランドのサプライチェーン入りを果たしている。
