日本最大級の不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME’S」を運営するLIFULL（ライフル、本社・東京都千代田区、井上高志社長）は９日、台湾の投資家の日本物件購入に関し、不動産投資台湾の不動産仲介大手、台湾房屋との業務提携を発表した。
ライフルは「LIFULL HOME’S」の不動産物件情報を台湾房屋のウェブサイトに掲載。台湾房屋を通じた台湾の投資家からの物件への問い合わせに対して、国際不動産投資専門チームが通訳・翻訳を担当し、売主（デベロッパー、売主業者など）との売買取引をサポートする。また、日本の不動産購入後の物件管理でも管理会社などとの調整に当たる。
ライフルは、台湾の投資家は日本国内で不動産投資の選択肢が増える上、購入後の物件管理までワンストップでサービスが受けられるようになると説明。また、デベロッパー、仲介事業者、管理会社など「LIFULL HOME’S」の顧客も、台湾の投資家と言語の不安なく売買取引や物件管理を行うことが可能になると指摘した。
台湾房屋は2014年６月に東京に直営店を開設。台湾の投資家向けに日本の不動産の仲介サービスを展開している。
ライフルは中国最大級の不動産仲介業者、鏈家（ホームリンク）とも提携するなど、インバウンド不動産投資の促進に力を入れている。
