香港飲茶の「添好運点心専門店」はきょう10日、台湾鉄路（台鉄）松山駅（台北市松山区）ビルの複合商業施設「シティーリンク」内に、新型店をオープンした。家族連れやサラリーパーソンなどをターゲットとし、６人前コースやアフタヌーンティーセットなど新メニューを導入した。10日付工商時報が報じた。
新店舗には６人がけの小型円卓を導入した。６人前コースで、客単価の上昇を狙う。
「世界で最も安いミシュランレストラン」をうたう添好運は４年前に和億生活（HOYII）が台湾市場に導入した。台湾での昨年売上高は11億台湾元（約40億円）に上り、今年上半期売上高は８億元を突破した。現在９店で、今後も百貨店への入居を進める。
また和億生活は年内に、香港風チキンライス「了凡油鶏飯・麺ホーカー・チャン」を２店追加する。現在は４店。これらに、東京・巣鴨のラーメン「Japanese Soba Noodles 蔦（ジャパニーズソバヌードルつた）」を合わせた３ブランドで合計18店まで拡大し、通年売上高18億元を目指す。
