ニュース 電子 作成日:2018年7月11日_記事番号:T00078064
ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が10日発表した第2四半期の連結売上高は前期比6%減、前年同期比9.1%増の2,332億7,700万台湾元(約8,500億円)と、従来予想を上回った。TSMCは1米ドル=29.2台湾元を想定レートとして同期売上高を前期比7~8.2%減の2,277億6,000万~2,306億8,000万元と予想していたが、台湾元が米ドルに対し想定以上に下落した。11日付工商時報が報じた。
TSMCの6月連結売上高は704億3,800万元で、前月比13%減、前年同月比16.3%減だった。上半期は4,813億5,500万元で前年同期比7.5%増加した。
TSMCの第3四半期の売上高見通しについて証券会社は、従来の前期比15~20%増から、最大10%増へと下方修正した。アップルが下半期に発売するとみられるスマートフォン「iPhone」新製品の販売予測を下方修正したとの観測が浮上し、TSMCが受注した同機種向けプロセッサー「A12」の出荷量が「A11」を下回る可能性があるほか、仮想通貨ビットコインの価格急落で採掘(マイニング)装置用ASIC(特定用途向けIC)の需要が急減しているためだ。
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