ノートパソコン受託生産大手、広達電脳（クアンタ・コンピューター）が10日発表した６月連結売上高は657億5,100万台湾元（約2,400億円）で、前月比10.2％減、前年同月比28.4％減となり、同月として過去９年で最低だった。11日付経済日報などが報じた。
クアンタの６月のノートＰＣ出荷台数は340万台だった。上半期の決算月だったため、やや良好な数字となった。
緯創資通（ウィストロン）の６月連結売上高は670億1,500万元で、前月比3.78%増、前年同月比3.99%減だった。製品別の出荷台数は、▽ノートＰＣ、180万台▽デスクトップＰＣ、150万台▽液晶モニター、50万台▽テレビ、20万台▽サーバー、19万台──だった。
和碩聯合科技（ペガトロン）の６月連結売上高は758億9,200万元で、前月比16.6％減、前年同月比5.2％減となり、今年初の前年割れとなった。ノートＰＣ出荷台数は45万～50万台、デスクトップＰＣおよびマザーボードは90万～95万台だった。
