中国鋼鉄（ＣＳＣ）、傘下の中鴻鋼鉄、中国鋼鉄結構（ＣＳＳＣ）の３社は、６月連結売上高が前年同月比24～44％増と、大幅成長だった。ＣＳＣは理由として、６月の販売量が前年同月を上回った上、１トン当たり平均価格も1,500～2,000台湾元（約5,500～7,300円）上昇していることを挙げた。11日付工商時報が報じた。
ＣＳＣの６月連結売上高は333億8,500万元で、前月比4.62％減ながら、前年同月比24.51％増となった。鉄鋼製品出荷量は、半製品を合わせて93万9,000トン。前月比３万トン減ながら、前年同月比では９万4,000トン増加した。上半期連結売上高は1,937億1,400万元で前年同期比15.42％増。
中鴻鋼鉄の６月売上高は41億9,800万元で前月比4.62％減、前年同月比44.82％増。鉄鋼製品出荷量は21万1,000トンで、前月比2,000トン減、前年同月比16万8,000トン増だった。上半期連結売上高は233億9,200万元で、前年同期比20.04％増。
ＣＳＳＣの６月売上高は18億5,000万元で、前月比13.9％減、前年同月比24.42％増。上半期連結売上高は96億7,100万元で、前年同期比15.54％増。
