内政部の実売価格登録情報によると、大手デベロッパー、大陸建設（コンチネンタル・デベロップメント）が台中国家歌劇院（ナショナル台中シアター、台中市西屯区）近くに建設した最高級マンション「宝格」の最上階物件が、１坪当たり84万5,700台湾元（約310万円）で成約し、中部の過去最高を記録した。12日付工商時報が報じた。
同物件は駐車スペース44.95坪を含めた406.5坪で、予約販売期間の2016年１月に総額３億1,800万元で成約した。約1,230万元の駐車スペースを除いた１坪当たり成約額は84万5,700元となり、それまで中部で最高だった、同じく台中市第７期再開発区の高級マンション「宝輝一品花園広場」４階物件の83万5,000元を上回った。大手保険会社の副総経理が購入したとされる。
「宝格」の実売価格登録情報はこれまでに34件が登録されており、１坪当たり成約額は53万2,000～84万5,700元。中部の高級マンションの１坪当たり成約額上位10件のうち、「宝格」が５件以上を占めている。
