ニュース 金融 作成日:2018年7月13日_記事番号:T00078129
電子決済アプリ「欧付宝(O'Pay)」を展開する茂為欧買尬数位科技(マクロウェルOMGデジタル・エンターテインメント)傘下の第三者支払いサービス業者、緑界科技は12日、デジタル通貨「クリプトロDT」を発行すると発表した。13日付自由時報が伝えた。
クリプトロDTは、銀行の信託口座に入金された等価の台湾元を保証金として発行されており、台湾元との交換レートが1対1で固定されている。そのため、多くの仮想通貨のように乱高下したり、投機対象になったりする懸念がない。
ユーザーは本人認証の上、銀行かコンビニエンスストアで緑界科技が開設した信託口座に台湾元を入金することにより、等価のクリプトロDTを利用できるようになる。
緑界科技は「世界でブロックチェーンが急速に発展する中、法定通貨と等価交換できるデジタル通貨は台湾では初、世界でも3例目だ」と説明した。
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