ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2018年7月24日_記事番号:T00078303
鉄鋼最大手、中国鋼鉄(CSC)が23日発表した6月連結税引き前利益は32億台湾元(約115億円)で、前月比19%増、前年同月の2.5倍に増加した。大幅増益の理由について楊岳崑・財務副総経理は、3号高炉改修による生産コスト減少の他、石炭や鉄鉱石などの原料価格下落、鉄鋼製品の大幅値上げを挙げた。24日付工商時報などが報じた。
6月連結売上高は333億8,500万元で前月比5%減、前年同月比24.51%増。営業利益は35億800万元で前月比24%増、前年同月の2.4倍だった。出荷量は93万トンで前月比3万トン減少した。
上半期連結売上高は1,937億1,400万元で前年同期比15%増、営業利益は148億600万元で27%増だった。税引き前利益は138億8,000万元で41%増加し、過去7年で最高だった。出荷量は554万トン。
黄建智・業務副総経理は、米国や欧州連合(EU)の鉄鋼製品に対する輸入制限措置による、鉄鋼市場の混乱はみられないと指摘。8月に川下の単圧メーカーが値上げする可能性があり、鉄鋼市場の見通しは明るいと述べた。
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