書店大手、誠品（エスライト）の子会社、誠品生活（エスライト・スペクトラム）は23日、新光三越百貨の台北南西店２号館（台北市中山区）だった建物を改装して開設する大型店「誠品生活南西」について、９月に試験営業を開始すると発表した。24日付工商時報が報じた。
誠品生活南西は、伝統と新しさ、ローカルとグローバルを融合させた店舗を目指す（リリースより）
誠品生活南西は６階建てで、小規模農家が生産する有機食材など安全な食品を提供するスーパーマーケット「神農市場（マジフード＆デリ）」と家具・雑貨ブランドの「寛庭」がそれぞれ初めて手掛けるレストラン「神農生活Ｘ食習」と「about KUAN」がオープンを予定している。
また４階には布製品、手作り靴などを手掛ける台湾のオリジナルブランド100店以上が入居。５階の書店フロアは、▽シンガポール▽マレーシア▽タイ▽ベトナム▽インドネシア▽フィリピン▽ミャンマー▽カンボジア──など約2,000種、5,000冊の雑誌を集め、雑誌の品揃えで台湾最高をうたう。
