ニュース 電子 作成日:2018年7月26日_記事番号:T00078348
ファウンドリー大手、聯華電子(UMC)が25日発表した第2四半期純利益は、前期比7.6%増、前年同期比74.3%増の36億5,900万台湾元(約133億円)と、過去12四半期で最高を記録した。UMCの王石総経理は、8インチ、12インチウエハー工場の成熟プロセス需要が強かったと説明した。先進プロセスを必要としない車載用、モノのインターネット(IoT)向けなどが貢献したようだ。26日付工商時報が報じた。
UMCの第2四半期連結売上高は、前期比3.6%増、前年同期比3.5%増の388億5,200万元で、過去最高を記録した。フル稼働に近い上、台湾元安が貢献し、粗利益率は17.2%と、前期比4.8ポイント上昇した。営業利益は31億8,100万元と、前期の4.13倍、前年同期比90.7%増だった。
王総経理は、第3四半期について、スマートフォンの在庫消化に時間がかかることや、米中貿易摩擦といったマクロ環境の不確定要素から、需要は横ばいと予測した。
証券会社は、UMCの第3四半期の稼働率は90%、既にフル稼働状態に近いため出荷は前期比横ばいと予測。8インチでの受託生産価格を引き上げたため、粗利益率は15%前後まで上昇すると見込む。連結売上高は、過去最高を再更新すると予想した。
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