鶏肉・飼料大手の大成集団が展開する肉製品中心の小売チェーン「安心購」は、台南市の本店（永康区）および高雄市の高美館店（鼓山区）に続き、このほど３店舗目を台北市士林区にテストオープンし、北部への進出を果たした。８～９月には新北市三峡区に４店舗目を開設する。将来的には全土で100店舗の展開を目指す。28日付工商時報が報じた。
「安心購」は鶏肉、豚肉、海産物、鶏卵、調理済み食品、サラダ油といった自社生産品に加え、厳選した米国産、オーストラリア産、日本産牛肉を販売しているほか、店内で調理した総菜類も提供している。
北部初となる士林店は、都市交通システム（ＭＲＴ）士林駅近くに位置し、７月22日にテストオープンしてから現在までの１日当たり売上高は平均４万～５万台湾元（約14万5,000～18万1,000円）。周辺は人の流れも多く、月間売上高で高雄・高美館店の100万元余りを上回り、200万元突破も可能と期待している。
新規オープンを予定する三峡店では店舗面積を80坪に拡大し、商品の販売に加え、料理教室の開講も計画している。
