ニュース その他分野 作成日:2018年8月1日_記事番号:T00078466
行政院主計総処が31日発表した第2四半期の実質GDP(域内総生産)成長率は3.29%(速報値)で、5月時点の予測値3.08%を0.21ポイント上回り、同期としては2015年以来の最高を記録した。3%台は4四半期連続だ。1日付経済日報が報じた。
第2四半期の輸出の成長率は5.99%、個人消費は同2.65%といずれも予測を上回ったが、その差はそれぞれ0.06ポイント、0.01ポイントだった。予想を上回ったことについて主計総処の黄偉傑専門委員は、予算の執行、軍用品の調達、健康保険の給付など政府消費の執行率が高かったことが要因と指摘。また上半期全体としては「安定成長」を維持したとの見方を示した。
一方、内需のうち資本形成の成長率は、主要半導体メーカーの設備投資が季節要因によって減少したことからマイナス2.35%となった。
今年通年の成長率予測について主計総処は、5月に2.6%へ、2月時点より0.18ポイント上方修正している。下半期は基準となる昨年の数値が高いこともあり、上半期に比べ伸びが鈍化し、第2四半期がピークとなるとの見通しを示した。
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