ニュース その他製造 作成日:2018年8月2日_記事番号:T00078480
中華経済研究院(中経院、CIER)が1日発表した7月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は56.1で、前月比2.2ポイント下落した。「景気拡大」を示す50以上は28カ月連続となったが、指数は2017年2月以来の最低を記録した。これについて中経院の呉中書院長は、台湾経済は依然として景気拡大傾向にあるが、米中貿易摩擦の深刻化を受けて一部の国で経済状況に疲弊感がみられ、製造業界で先行き慎重視が強まっていると指摘した。2日付経済日報が報じた。
7月のPMIを構成する主要5項目は、原材料在庫が55.1で前月比0.5ポイント上昇した以外、▽新規受注、56.7(前月比4.3ポイント下落)▽サプライヤー納期、57.2(3ポイント下落)▽雇用、52.6(2.3ポイント下落)▽生産高、58.8(2.2ポイント下落)──と4項目で下落となった。
また製造業全体の「今後6カ月の景気見通し」指数は55.5と前月比5.3ポイント下落。6カ月続いていた60を割り込んだ。
7月の非製造業総合指数(NMI)は57で前月比2.3ポイント上昇した。「景気拡大」は17カ月連続となった。
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