受動部品大手、華新科技（ウォルシン・テクノロジー）が６日発表した７月純利益は27億2,900万台湾元（約100億円）で、前年同月の約11.5倍に増加した。７月の１カ月だけで昨年通年の純利益26億800万元を上回った。７日付工商時報などが報じた。
７月連結売上高は55億700万元で、前月比28.8％増、前年同月の2.93倍に増加し、５カ月連続で過去最高を更新した。同社は新生産ラインの稼働と、需要期入りを要因に挙げた。電子機器受託生産サービス（ＥＭＳ）向けに製品価格を値上げしたことも要因とみられる。
同業の禾伸堂企業（ホーリーストーン・エンタープライズ）は、７月連結売上高が16億9,400万元で前月比11.46％増、前年同月比64.34％増だった。
