受動部品最大手、国巨（ヤゲオ）が７日発表した第２四半期純利益は108億台湾元（約390億円）で、前期の2.5倍、前年同期の8.8倍に増加した。８日付工商時報などが報じた。
第２四半期連結売上高は192億4,700万元で、前期比74.6％増、前年同期の2.6倍に増加した。粗利益率は64.1％で前年同期比35.6ポイント上昇、営業利益率は55.8％で36.3ポイント上昇した。
同社は今後について、受動部品の供給逼迫（ひっぱく）を受け、生産能力を拡大すると説明した。第５世代移動通信システム（５Ｇ）、電気自動車（ＥＶ）、モノのインターネット（ＩｏＴ）など向けの抵抗器やコンデンサーの需要が強いとの見通しを示した。
