液晶パネル大手、群創光電（イノラックス）は21日、世界初となる腕時計型ウエアラブル（装着型）端末用のフレキシブル有機ＥＬ（ＯＬＥＤ）パネルを発表した。サイズは1.39インチ。来週29～31日に台北南港展覧館で開催されるスマートディスプレイとタッチパネルの展示会「タッチ台湾2018」で展示する。22日付工商時報が報じた。
イノラックスはあらゆるＩｏＴ製品向けのディスプレイ開発に力を注いでいる（イノラックスリリースより）
陳鵲如モバイル製品事業群製品協理は、今後、同社のフレキシブル有機ＥＬパネルを搭載した多くの製品が発売されると明らかにした。
イノラックスはこの他、スマートスピーカー、バーチャルリアリティー（ＶＲ）ヘッドセットなどモノのインターネット（ＩｏＴ）デバイス用のディスプレイや、内蔵型タッチパネル技術を利用した10.1インチのスマートミラーもタッチ台湾2018で展示する。陳協理は、同社のスマートミラーは百貨店や高級マンションなどでも使えると説明した。
